濡れ場

松木うさぎ

2013年11月29日 00:04

2011年11月08日 過去記事より 

 すや亀の青木社長とは、08年~ご開帳に向けて、

信州味噌で長野市内の飲食店が 各店舗の味噌メニューを開発して、門前だけでなく、市内まで観光客を呼び込もう!!

~飯綱カロローゾ滝口シェフ発案~ ご当地メニュー開発プロジェクト事務局を立ち上げた際に、お世話になり。更に、ニュービジの大先輩でもあったご縁で、その後もいろいろお世話になっておったらば・・・。(滝口シェフは、その後、長野JC主催のB級グルメコンテストで最優秀賞を受賞致しました。)

 ある日、奥様から℡がきて、

「うさぎちゃん、国際21で、国際ソロプチミスト女性大会が長野市で開催されて、各県の会員マダムが500~700名詰め掛けるの。

 うちも出店するのだけど、うさぎちゃんとこの りんごも出店してくれないかしら?」



お声をかけて頂き 出店の手筈になりました。


すや亀味噌HP_ http://www.suyakame.com/SHOP/22074/list.html

カロローゾシェフの料理の勧め
料理は日々勉強だと考えるシェフが、 その日思いついた新作料理や簡単な料理のポイント、 お勧めのお店等を紹介していきます。。_ http://caloroso.naganoblog.jp/





じゃなくて、 「売れ場」*1について考えてみた。

*1売れ場・・・うさぎが勝手につくった造語。舞台やドラマに「濡れ場」っていう、瞬間視聴率が稼げたり、濡れ場の描き方ひとつで、そのドラマが下世話になるか、本格派になるか決まったりするっていう・・・・場面があるように、ビジネスにおいても、「売れ場」ってのがあるんじゃーなかろ~か?

*じゃー、ビジネスにおける、松木武久農園のりんごが、信州りんごが、売れる・・・・「売れ場」の定義ってなんだべさ?って話しなんだが。



~閑話休題~


 皆様お疲れサマンサタバサァーーーー! 松木武久~も、「りんご売りの親父」になった~農園のうさぎです。


も~、さっすがにこれだけ大勢のお客様に対応するのは大変ですな。ドリカム体制では間に合わず、結局うさぎママにも来てもらったです。見本に持参したオープン箱の贈答用が4箱、販売開始そうそうに完売!! 嬉しいが、見本がないと、その後に贈答のご注文取れないし 急遽、うさぎママに贈答用を作って届けてもらう三3・・・おうとしたら、研修生と畑まで収穫に行くところからでした・・・・そうだった


 スーパー用、県外業者発送用、イベント袋詰め用・・・・重なって、店舗販売分がやっとこあるだけだった


 ま~、とにかくドタバタしながらも、無事に盛況のうちに終える事が出来ました。 皆さん美味しいと喜んでご購入頂けたのではないかと思われます。ただ、ご購入の時間帯が休憩の1時間とかに集中する中で、お待たせしたり、食べたい試食のりんごが食べれなかったお客様もいたのではないかと思われます。そして、買いたかった、りんごが完売になってしまった方も~。







「なんだぁー!武久君、偉そうに突っ立ってるだけじゃん!」





「手伝っておくれょ~」


~うさぎ今日の反省~
①・ホテルだから給湯室か、水道くらいあるだろうと侮っていたら、近場になかった!
→試食のりんごは洗って持っていく。(前日作業の前倒し)
②・イベント人員不足
→販売のプロがいない。
  *武久君も、うさぎママも行列が出来てるのに、一人の接客時間をかけすぎ 
    目の前のお客様しか見えてない。
    お客様は大切だけれども、お客様の要望に振り回されていたら、一人のお客様が満足でも、その他大勢のお客様に不満足が生まれてしまう。
    接客時間のロスは売上げ減の原因。(兼ね合いが難しいんだが・・・)
              ↓
    行列が出来てるにも関わらず、あんまり、武久君もうさぎママも、接客トークに時間をかけるから


      「・・・・・? これは、いつぞや落語だかで聞いたアレなのか? 身元や出自、親の職業に、嫁ぎ先の親族のコトまで聞き出さないと、土地だかを売らないって大家さんの話しがあったが、アレなのか???」

                        「それとも、ただ接客トークに慣れてなくて効率よく出来ない、やる気もないってだけなのか???」

                        「とにかく私が5人くらい贈答受付てる間に、まだ一人の人と話してる・・・」



あたいの頭から針が出そうになるくらい、イライラするので、とにかく接客のプロを育てよう!!

イベント出店は、とにかく場数をこなして経験値をあげるのが一番だと痛感。今回は、

「仮に、クソの役にも立たなくても、普段のうさぎがイベントでどんな風に接客しているか?を武久君にも肌で感じてもらう為」 

に連れて行きました。

そして、何よりも

「畑のコトや、品種のコトをお尋ねになりたいお客様に対応する為」

 それには、畑一筋50年の武久君の経験が必要だと思ったから。


こんなに行列が出来るとは思わなくて、うさぎの読みが浅くて、ちょっとお客様にはご迷惑だったかもしれません ただ、松木武久農園としては、非常~に良い経験が積めたと思います。生でお客様に接する機会がほとんどない武久君の励みになったと思います。相当、お疲れでお客様がいない時間帯は、裏のソファで横になってましたが・・・。(70過ぎの親を酷使する自分にも、ちょっと切なかったがぁ)

③良かった点・・・助っ人隊のタイ人が、超~よく働いてくれる。(あたい、やっぱり人を見る目はあると思うんだがなぁ~。ただ恵まれてるだけかしらん?)

りんごにも、農業にも、全く異業種だったのだが、うさぎの勘で

 「この子は絶対に、接客とか、イベントごとに向いてる。 心の受け皿が大きめだし、機転も利きそう!」

そう読んで、今日のイベントをお願いしてました。 初めて会う武久君と2人で大荷物の搬入・搬出をしてくれたり、休憩中にはすっかり武久君につかまってお喋りの相手してたりw 忙しくなってもパニくらないで、(ま~本人的にはパニくってるんだろうが、お客様を戸惑わせない)対応してくれたし~

 引くところ、出るところのニュアンスが分かってて、無駄な動きをしないので、うさぎは安心して助けて貰えました。身軽にちゃっちゃと動いてくれたし。

 いろんな意味で、非常~に助かりました! 経験値の低さから言うと、「今日、一番働いてくれた!」 と思うデス。


 いつの間にか、武久君に


「おい! トクちゃん!」   と呼ばれてましたwww


☆助っ人T君には、うさぎママの仕事を軽減する為に、今後のスーパー廻りをお願いする予定で、本日が初仕事でした。


④試食のりんごは小さめに切るのが鉄則!! (アップルカッターで、りんご八等分→8分の一のりんごを更に、4~5個にカットで、成人女性が、ちょうど一口で食べられる大きさ)
→大き過ぎると、特に女性は、マダムは手を出さない!! 
→いろんな品種を食べて貰う為にも、ちょっと足りないくらいの大きさでちょうどいい!

⑤本日の完売は、シナノスイート・シナノゴールド・あいかの香り・名月(旬のりんごを売る作戦が、狙い通りで良かったです。)


*ただ、案外、王林・サンフジの2個+2個の詰め合わせが売れなかったのね~???




*    *     *     *     *     *     *    *    *     *     *     *     *     *    *     *     

「いっつも行列が出来るけど、ちっとも繁盛してない店」 ってのが巷にあるという話を、ビジネス上でよく聞くじゃないですか。 


 それはなぜか? つまりは、お客様のさばき方、対応が遅いから行列が出来てるだけであって、実はたいした数の売上げをあげれてない・・・っていう店。 まぁ、今回はイベント出店という場だったからお客様も待ってくださったり、こちらの対応が伴ってない部分も大目にみて頂けた面もあると思うが・・・。

 店舗でも贈答受付が重なったり、来店のお客様が重なる時期には、いっつも頭を抱える点です。

それを解消する為に、店舗を拡張した*2のだが・・・肝心なのは、やっぱ接客だな~と。それも連携プレーに尽きます。

*2・・・店舗を広げたのは、常連様や、ご贈答が何件もあるお客様が、ゆっくり品種や品番(キロ、等級)をお選び頂く為に! 座って伝票書けるように、部屋をくっつけて作ったです。また、常連様で世間話しなさりたい方とかが来た場合、業者さんが打ち合わせに来た場合、今までの店舗だと、ただただ店舗内で突っ立ってお待ち頂くよりなかったので・・・うさぎとしては心苦しくってね。


~今日の教訓~ 

その一・・・・「売れ場」で、「売れる体制」を整える事が、今後の松木武久農園には必要!!

「売れ場」・・・りんご圏外のマダムが大勢集まる場。

*本日は、一度も 「ちょっと高いわねぇ~。」 とか、「もっと安いのないのかしら?」 という声を聴きませんでした。むしろ、

「送料は? えっ?送料込みでこの値段なの?」  「じゃ、もう3件贈るわ!」

という反応ばかりでした。

その二・・・接客向きなのは、「会話のテンポのいい人間」 

*今回、店舗で散々、接客の経験も積んでる店員さんではなくて、敢て初仕事のT君にお仕事頼んだりしたのは、

「ちょっと自分の読みを試してみたい!」  ってのがありました。

 ま~本来は、キレイどころ2名頼んで、着ぐるみを着て貰って、「うさぎと3人体制で販売して欲しい!」ってご要望があったのだが、それは実現せず~。(キレイどころは、本業が忙しくお休みが必要だったり、出産直後・主婦業なぅ・・・で捕まらなかったのだょ~) 


その三・・・・商談会や業者向けのイベント or  じっくりお客様と話せるユルメのイベント には、武久君が向く。

→混雑したり、「さばく」ような状況の場には向かない。今回は、専門的な畑のコトや、りんごの木の生育について語って貰えるような状況ではなかったので・・・。


その四・・・りんご屋なのに、「りんごが足りない!!」 とは、片腹痛し

→あらゆる意味で人手不足ですな。でも、事情が分かってる研修生が畑から一生懸命りんご収穫して、うさぎママと一緒に搬入してくれたので、ピンチを切り抜けられました

その五・・・イベント要員のキレイどころを育ててきたつもりだったが、女性ってのは結婚や出産で、お仕事が出来ない時期が来るってのが痛い。
→今後の対策が必要。 イベントは常時雇える人員ではないので、本業は別にあって、休日に空いてる助っ人隊を組む必要性を感じた。
→自分が働いていた、人材派遣会社がいかに需要があるか?が、よぅ~く分かった。
*マーケティング・コア・アップル隊のようなモノを作りたい野望が沸く 
 →秋場~冬場の休日が暇な女子だにゃ。(リゾートバイトみたいな人達?)

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