2011年04月01日
自然栽培剪定 講習会
皆様こんばんわ。松木武久農園の営業担当です。









*青森にもいたよ!野兎くん
木村さんとツーカーで剪定してくれてた、弘前市松木平の農家の中田さんが
「おい!長野からきた、うさぎ! うさぎの糞あげるぞ!」
って、くれたw 自分でも拾って帰ってきました。
*詳細は、明日以降にアップ致します。さすがに、寝ないと・・・。モードが省エネモードに!

「ハシゴとハサミの入らない枝は作らない」
・男枝、女枝の割合
・大きい枝を伐採した傷跡は、畑の土を塗る。(田の土は養分、バクテリアが多いから更にいい)
・葉っぱの葉脈のように剪定する
・幹から枝への流れは、川の流れ
・小枝が大切。大きい枝には実はならない。
・植物の力を生かせる剪定、農業。 それを邪魔しないように、手を入れる。
◎亜寒帯から北の植物は自然の利を生かした木。
・一本のりんごの木にある葉の数は? (60~70万葉)
・黒星病、ハンテン落葉病の対策について
・大豆の植え方
・肥料の撒き方は、左撒きか、右撒きか?
(右撒きにまけば、幹の根元ではなく、根の先端に撒ける。養分を吸うのは、根の先端の細かい根のある場所から)

◎亜酸化チッソ(ガス化した肥料、農薬、除草剤)がオゾン層を破壊する。工業用水は汚水処理されるが、農業用水は各個人で用水路に流すので、ほぼ汚水処理されないままに垂れ流される。
・亜酸化チッソは、歯医者にいってツンとする消毒薬・・・ごく少量なら人体に役に立つが・・・。
・オゾン層の破壊によって、今後の癌は皮膚ガンが増えていくのでは?オゾン層の破壊によって、人間は常に放射線にさらされている。特に南半球で顕著。
・植物への水分量の推移で、除草剤の効果を調べたが、あまり効果はなく、除草剤として畑にまかれた薬剤は、土壌から染みていく。その中に、亜酸化チッソが含まれており、ガス化して空気中に・・・。
・りんごで農薬を使わないと、農家の減収率は95~90%になる。他の農作物ではダントツの農薬に依存した果樹栽培である。だからこそ、りんごで成功したら可能性がある。(他の野菜は3割くらいの減収率)
・萎縮病、アブラムシの原因は、肥料。
・無農薬での酢の散布法、散布時期。
Q1、「無農薬でりんごを栽培していくにあたって、慣行農法と違って特に配慮することは?」
「肥料よりも、農薬よりも大切なのは、農業に対する、知識、技術力に裏打ちされた、天候に対する配慮。」
Q2、「無農薬栽培で若手農家や、農業が衰退する中で農業を継ごうと若者がやっていくには?」
・バランスシート(貸借対照表)、損益分岐点について
・木村氏が農薬を止めてから、支出は、ガソリン代、資材などで40万円程。(畑は2町6反部)
・「無農薬は大変だ!大変だ!」と言われるが、支出の面からも経済的である。
・過去の慣行農法時代には、桁の違う農薬、肥料代、機械代(SS等)に経費がかかっていた。今は経費にあげるモノがないくらい。
例・売上げ 1,000万円 500万円
費用 700万円 100万円
300万円 400万円
・どちらが賢い経営か?
Q3、「木村さんの言うように、支出を抑えた農業にしていきたいが、父が枝の高い木や、古い木を中々、切れない。どうやって減らしながら無農薬に転換していったらいいか?」
・苗木を植える。古い木の間に苗木を植えると、だんだん育って、古い木が邪魔になってくる。長年、農業をやってきた人間なら、古い木に愛着があるのは当然。私も父に古い木を手放してもらう為に、この作戦を使った! 隣で、新しい木がどんどん育てば、古い木が邪魔していると農業技術者として、切らざるを得なくなってくる。新しい木は収量もまだ少ないので、それまでは収穫量も、農作業も多少は軽減される。
*聞き書きなので、間違ってる所もあると思います。技術的な詳細については、以下の書籍に詳しくあります。

㈱木村興農社HP(自然栽培広場 ネイチャー)・・・http://www.shizensaibai.jp/
地震のお陰で、行くかどうか、えらい迷いましたが、行ってみて本当に良かったです。今回は、全国の自然栽培に挑んでいる農業者向けの技術指導の会でした。会費は1,000円なり。木村さんが有名になり過ぎたせいで、いろいろ批判する人たちもいるようですが、お金儲けの為だけなら
「せっかく長年の苦労で獲得した技術をどうして他人に教えて廻るのでしょうか?」
と私は言いたいです。木村さんや、興農社の方達は
「このままの慣行農法では農業だけではなく、日本の土壌や地球がおかしくなってしまう」
そんな危機感で全国を走り回っているのだと感じてきました。木村さんの隣で宿まで送ってもらいがてら、新潟、羽咋市のJAの方達の取り組みや、新潟の専門学校での取組みを伺いました。農業に関わる方達の風向きも変わってきていると感じてます。
たった一本のりんごの木と格闘してるだけの、ヘッポコうさぎにこんなによくしてくださるのも、きっと 「若い人達に頑張って、今後の農業を担っていって欲しい」 という思いからだと思います。その思いに何とか応えていきたいと褌締めなおして帰ってきました。 でも、現状は厳しいし、個人的な問題も山積で、自分の不甲斐なさ、力不足も痛感してます。父の年齢や、自分の身体が思っていたよりも鋼鉄ではなかったコト。 的を絞りきれない自分の弱さ。 それでも、前に進むしかないのですが・・・。
そんなコトを新幹線の中で考えていたら、一昨年? 軽井沢駅構内のマルシェ出店を手伝ってくれた信大農学部の子からメールが来ました。久しぶりで、びっくりしてたら店舗に遊びに来たい!と。 以前、うさぎが346BARに出演したのを見かけて、気になっていたけど忙しかったらしく、このタイミングでメールくれたようでした。
とても励まされて、
「いろいろ考えたって、なるようにしかならない。自分の人生の指針は、ケ・セラ・セラ だったじゃねーか?死んでもギブアップしないらしーし!」
りんごの枝を眺めながら帰ってきました。
*青森にもいたよ!野兎くん

「おい!長野からきた、うさぎ! うさぎの糞あげるぞ!」
って、くれたw 自分でも拾って帰ってきました。
*詳細は、明日以降にアップ致します。さすがに、寝ないと・・・。モードが省エネモードに!
「ハシゴとハサミの入らない枝は作らない」
・男枝、女枝の割合
・大きい枝を伐採した傷跡は、畑の土を塗る。(田の土は養分、バクテリアが多いから更にいい)
・葉っぱの葉脈のように剪定する
・幹から枝への流れは、川の流れ
・小枝が大切。大きい枝には実はならない。
・植物の力を生かせる剪定、農業。 それを邪魔しないように、手を入れる。
◎亜寒帯から北の植物は自然の利を生かした木。
・一本のりんごの木にある葉の数は? (60~70万葉)
・黒星病、ハンテン落葉病の対策について
・大豆の植え方
・肥料の撒き方は、左撒きか、右撒きか?
(右撒きにまけば、幹の根元ではなく、根の先端に撒ける。養分を吸うのは、根の先端の細かい根のある場所から)
◎亜酸化チッソ(ガス化した肥料、農薬、除草剤)がオゾン層を破壊する。工業用水は汚水処理されるが、農業用水は各個人で用水路に流すので、ほぼ汚水処理されないままに垂れ流される。
・亜酸化チッソは、歯医者にいってツンとする消毒薬・・・ごく少量なら人体に役に立つが・・・。
・オゾン層の破壊によって、今後の癌は皮膚ガンが増えていくのでは?オゾン層の破壊によって、人間は常に放射線にさらされている。特に南半球で顕著。
・植物への水分量の推移で、除草剤の効果を調べたが、あまり効果はなく、除草剤として畑にまかれた薬剤は、土壌から染みていく。その中に、亜酸化チッソが含まれており、ガス化して空気中に・・・。
・りんごで農薬を使わないと、農家の減収率は95~90%になる。他の農作物ではダントツの農薬に依存した果樹栽培である。だからこそ、りんごで成功したら可能性がある。(他の野菜は3割くらいの減収率)
・萎縮病、アブラムシの原因は、肥料。
・無農薬での酢の散布法、散布時期。
Q1、「無農薬でりんごを栽培していくにあたって、慣行農法と違って特に配慮することは?」
「肥料よりも、農薬よりも大切なのは、農業に対する、知識、技術力に裏打ちされた、天候に対する配慮。」
Q2、「無農薬栽培で若手農家や、農業が衰退する中で農業を継ごうと若者がやっていくには?」
・バランスシート(貸借対照表)、損益分岐点について
・木村氏が農薬を止めてから、支出は、ガソリン代、資材などで40万円程。(畑は2町6反部)
・「無農薬は大変だ!大変だ!」と言われるが、支出の面からも経済的である。
・過去の慣行農法時代には、桁の違う農薬、肥料代、機械代(SS等)に経費がかかっていた。今は経費にあげるモノがないくらい。
例・売上げ 1,000万円 500万円
費用 700万円 100万円
300万円 400万円
・どちらが賢い経営か?
Q3、「木村さんの言うように、支出を抑えた農業にしていきたいが、父が枝の高い木や、古い木を中々、切れない。どうやって減らしながら無農薬に転換していったらいいか?」
・苗木を植える。古い木の間に苗木を植えると、だんだん育って、古い木が邪魔になってくる。長年、農業をやってきた人間なら、古い木に愛着があるのは当然。私も父に古い木を手放してもらう為に、この作戦を使った! 隣で、新しい木がどんどん育てば、古い木が邪魔していると農業技術者として、切らざるを得なくなってくる。新しい木は収量もまだ少ないので、それまでは収穫量も、農作業も多少は軽減される。
*聞き書きなので、間違ってる所もあると思います。技術的な詳細については、以下の書籍に詳しくあります。
㈱木村興農社HP(自然栽培広場 ネイチャー)・・・http://www.shizensaibai.jp/
地震のお陰で、行くかどうか、えらい迷いましたが、行ってみて本当に良かったです。今回は、全国の自然栽培に挑んでいる農業者向けの技術指導の会でした。会費は1,000円なり。木村さんが有名になり過ぎたせいで、いろいろ批判する人たちもいるようですが、お金儲けの為だけなら
「せっかく長年の苦労で獲得した技術をどうして他人に教えて廻るのでしょうか?」
と私は言いたいです。木村さんや、興農社の方達は
「このままの慣行農法では農業だけではなく、日本の土壌や地球がおかしくなってしまう」
そんな危機感で全国を走り回っているのだと感じてきました。木村さんの隣で宿まで送ってもらいがてら、新潟、羽咋市のJAの方達の取り組みや、新潟の専門学校での取組みを伺いました。農業に関わる方達の風向きも変わってきていると感じてます。
たった一本のりんごの木と格闘してるだけの、ヘッポコうさぎにこんなによくしてくださるのも、きっと 「若い人達に頑張って、今後の農業を担っていって欲しい」 という思いからだと思います。その思いに何とか応えていきたいと褌締めなおして帰ってきました。 でも、現状は厳しいし、個人的な問題も山積で、自分の不甲斐なさ、力不足も痛感してます。父の年齢や、自分の身体が思っていたよりも鋼鉄ではなかったコト。 的を絞りきれない自分の弱さ。 それでも、前に進むしかないのですが・・・。
そんなコトを新幹線の中で考えていたら、一昨年? 軽井沢駅構内のマルシェ出店を手伝ってくれた信大農学部の子からメールが来ました。久しぶりで、びっくりしてたら店舗に遊びに来たい!と。 以前、うさぎが346BARに出演したのを見かけて、気になっていたけど忙しかったらしく、このタイミングでメールくれたようでした。
とても励まされて、
「いろいろ考えたって、なるようにしかならない。自分の人生の指針は、ケ・セラ・セラ だったじゃねーか?死んでもギブアップしないらしーし!」
りんごの枝を眺めながら帰ってきました。
2011年04月04日
古株と新芽
皆様こんばんわ。松木武久農園の営業担当です。枝片付け後に、無農薬の畑にも行ってきました。ヨケ堀りの位置を確認する為と、どのくらい新芽が伸びてるか?変わりはないか?



排水口




*切ってしまった古株から新芽が、ぐいぐい伸びてます。これは、まだ生きてるから、何とかしてあげたい・・・。

慣行栽培の畑

㈱木村興農社の指導員の方が昨年の春先に、この畑の様子を見に来てくださった時に、「排水の管理、湿潤対策としてのヨケ堀りの位置」を指導していってくださいました。 雪が降る前に掘ろうと思っていて出来なかったので・・・。春先に何とかしたいです。草や枯れてる枝が伸びてくると、えらい作業が大変になるので、なるべく早目に。
この畑は、湿潤が強い為に、病気にやられてしまうから、畑を乾かしてあげる事が大切なんです。 木村さんの本にも
「人間だって、濡れた服を着てたら、気持ち悪いじゃないですか?りんごの木も同じです。」
と書いてました。 なるほどな~!と思いました。 ジメジメした畑では、りんごの木は心地よくないんです。
排水口
*切ってしまった古株から新芽が、ぐいぐい伸びてます。これは、まだ生きてるから、何とかしてあげたい・・・。
慣行栽培の畑
㈱木村興農社の指導員の方が昨年の春先に、この畑の様子を見に来てくださった時に、「排水の管理、湿潤対策としてのヨケ堀りの位置」を指導していってくださいました。 雪が降る前に掘ろうと思っていて出来なかったので・・・。春先に何とかしたいです。草や枯れてる枝が伸びてくると、えらい作業が大変になるので、なるべく早目に。
この畑は、湿潤が強い為に、病気にやられてしまうから、畑を乾かしてあげる事が大切なんです。 木村さんの本にも
「人間だって、濡れた服を着てたら、気持ち悪いじゃないですか?りんごの木も同じです。」
と書いてました。 なるほどな~!と思いました。 ジメジメした畑では、りんごの木は心地よくないんです。
2011年04月07日
SFG会とは?
「信州を農業から元気にする(SFG)会を立ち上げて」

<①なぜSFG会を作ったのか。その経過>
2008年の秋に立ち上げ以来、過去6回の講演会&座談会を開催しております。信州を農業から元気にする会は、名前の通りの主旨で立ち上げました。農業を継ごうと決意したものの、自分が求める農業に関する情報や、人とのつながりが乏しい中で、
「まず、自分が動く事で情報も人も集まるのでは?」
「このままの農業を続けても経営が成り立たない。何より農業自体が危機に瀕している。近所でも後継ぎがおらず、りんごの木はバンバン伐採されて、荒廃農地が増えている。自分1人ではどうにもならないが、このまま家族で足掻いているだけでは現状は変わらない。」
そう考えて立ち上げました。私が農業を継いでやっていきたいのは、
「無農薬栽培でのりんごをお客様に届ける」 事です。
しかし、08年の段階では長野市内で無農薬でのりんご栽培をしてる方の情報もなく、農業者の会にも特に入っておりませんでした。そんな現状で、私が、りんご農家を継いで、無農薬栽培に取りかかる上での疑問点解消や、販売促進の方向性を探る為に、次の点を目的として活動しております。
1・消費者・飲食店経営・農業従事者の3者ネットワークをつくる
2・無農薬の栽培をしている経験者の活動を知る
3・商品開発に向けた動きの協力体制つくり
4・新規就農・既存農家の販売促進に貢献する
農業に関心がある方達と一緒に学び、情報交換しながら、農業県である「信州」も一緒に元気になっていける活動をしていきたい。そう考えて立ち上げました。
*4回目からは、長野県中小企業団体中央会枠の補助金を受けての開催となります。
<②SFG会の活動の一例>
第6回目は、実際に異業種の方たちのお話を参考に「地産地消」を実現する為に生産者に必要な事を探りました。地元飲食店経営者である、飲食店(ハレの日、MIST)オーナー高野氏には、
「地元飲食店における、農産物の仕入れの実情」
市内飲食店に仕入れの実情をお伺いした資料結果を元に、なぜ飲食店側が 「地産地消」に踏み切れないのか? 飲食店が、農家から直接仕入れる為に生産者側に求めているのは何か?飲食店を経営する側からの率直な意見を伺えました。
飲食店側からの要望としては、
「低価格での提供」
「決まった量の安定供給」
というアンケート結果を受けて、
「安定供給はグループや組織でなら可能であり、その仕組みをつくって、食材の納入先と条件を出し合うのがいい」
との事でした。そして、「地産地消」についての、飲食店側、農家側、加工品企業側、県、
「それぞれの立場によって~地産地消の概念~が違っているのではないか?」 との事でした。
また、個人的には、直売所と、SFG会を主催していた事で、善光寺門前のフジヤ・ゴホンジンというレストラン等に、商品を卸す事ができるようになりました。また知り合ったシェフの方達と「りんご関連商品」の開発に挑んで、「味噌りんごプリン」を開発したり、「信州の伝統食品である、味噌とりんごをコラボ」させた事により、全国区のTV局から取材が来たりして、少しずつですが活動が波及していきました。
<③今後どうしていくのか。どうあるべきか>
第6回の会から、 「地産地消」の定義化が、今後必ずや必要だという具体的課題が見えてきました。
また、信州の伝統食である「おやき」屋を経営する、ふきっ子お八起の小出氏は、明日にでもB級品の農産物を仕入れたいおやき業界の現状、その為には農家もネットワーク化して、おやき業界と農家をつなぐ必要性、供給時期や数量のやり取りを連携できる相互の窓口が必要だと分かりました。
こうした会で出た提案を具体的に動かしていく為にも、SFG会の体系化、事務局の設置、県、JA、市内飲食店等との連携が必要だと痛感しています。日頃は農作業や、店舗経営をしている中で、日々の具体的な活動を私個人で賄っていくには限界があります。
これからの農業と信州の強みを生かして、消費者が求めるものを栽培して農家がビジネスとして成り立っていく為の活動として、共感して頂ける方たちの力をうまく生かしていける体制を考えております。

<過去の開催内容>
1回目...08.H19.11.12、飯綱カロローゾ(イタリアンレストラン)
7名、座談会形式、「これからの農業」

2回目...09.H20.1.18、もんぜんぷらざ
28名、講師2名(斉藤義信氏、西村明子氏)
講演&座談会、
テーマ「中山間地の農業を活性化させるには」
「スローフードとは?海外でのオーガニックの現状」
3回目...09.H20.4.25、松本庄内公民館
50名、講師1名(西村明子氏)、
講演&座談会、
テーマ「無農薬栽培とヨーロッパのオーガニックをとりまく現状」
「レストランと農業の連携」・・・うさぎ(味噌りんごプリンの開発に取り組んで)

4回目...09.H20.8.18、(財)水輪ナチュラル・ファーム
25名、講師一名(塩沢研一氏)
農場見学&座談会、
テーマ「無農薬栽培の農場見学」 「異業種から農業に参入するまで」



(財)水輪(心と体といのちのセンター)・・・http://www.suirin.com/
農業法人・水輪ナチュラル・ファーム・・・http://suirin-naturalfarm.com/
5回目...10.H21.3.7、もんぜんぷらざ
20名、講師2名(オーガニックカフェ・ずくなし店主:泉真仁氏、長野県庁職員)、
講演&トークライブ&座談会、
テーマ「農業の課題を具体的に解決」(カフェ経営と農業、農業労働力への障害者参入)

6回目...11.H22.2.19、もんぜんぷらざ
20名、講師2名(ハイフィールズ代表:高野洋一氏、ふきっ子お八起代表:小出陽子氏)、
講演&座談会、
テーマ「地産地消を実現する為に、生産者に求められるものは?」
「飲食店経営、伝統加工品と農業の関わり」

<①なぜSFG会を作ったのか。その経過>
2008年の秋に立ち上げ以来、過去6回の講演会&座談会を開催しております。信州を農業から元気にする会は、名前の通りの主旨で立ち上げました。農業を継ごうと決意したものの、自分が求める農業に関する情報や、人とのつながりが乏しい中で、
「まず、自分が動く事で情報も人も集まるのでは?」
「このままの農業を続けても経営が成り立たない。何より農業自体が危機に瀕している。近所でも後継ぎがおらず、りんごの木はバンバン伐採されて、荒廃農地が増えている。自分1人ではどうにもならないが、このまま家族で足掻いているだけでは現状は変わらない。」
そう考えて立ち上げました。私が農業を継いでやっていきたいのは、
「無農薬栽培でのりんごをお客様に届ける」 事です。
しかし、08年の段階では長野市内で無農薬でのりんご栽培をしてる方の情報もなく、農業者の会にも特に入っておりませんでした。そんな現状で、私が、りんご農家を継いで、無農薬栽培に取りかかる上での疑問点解消や、販売促進の方向性を探る為に、次の点を目的として活動しております。
1・消費者・飲食店経営・農業従事者の3者ネットワークをつくる
2・無農薬の栽培をしている経験者の活動を知る
3・商品開発に向けた動きの協力体制つくり
4・新規就農・既存農家の販売促進に貢献する
農業に関心がある方達と一緒に学び、情報交換しながら、農業県である「信州」も一緒に元気になっていける活動をしていきたい。そう考えて立ち上げました。
*4回目からは、長野県中小企業団体中央会枠の補助金を受けての開催となります。
<②SFG会の活動の一例>
第6回目は、実際に異業種の方たちのお話を参考に「地産地消」を実現する為に生産者に必要な事を探りました。地元飲食店経営者である、飲食店(ハレの日、MIST)オーナー高野氏には、
「地元飲食店における、農産物の仕入れの実情」
市内飲食店に仕入れの実情をお伺いした資料結果を元に、なぜ飲食店側が 「地産地消」に踏み切れないのか? 飲食店が、農家から直接仕入れる為に生産者側に求めているのは何か?飲食店を経営する側からの率直な意見を伺えました。
飲食店側からの要望としては、
「低価格での提供」
「決まった量の安定供給」
というアンケート結果を受けて、
「安定供給はグループや組織でなら可能であり、その仕組みをつくって、食材の納入先と条件を出し合うのがいい」
との事でした。そして、「地産地消」についての、飲食店側、農家側、加工品企業側、県、
「それぞれの立場によって~地産地消の概念~が違っているのではないか?」 との事でした。
また、個人的には、直売所と、SFG会を主催していた事で、善光寺門前のフジヤ・ゴホンジンというレストラン等に、商品を卸す事ができるようになりました。また知り合ったシェフの方達と「りんご関連商品」の開発に挑んで、「味噌りんごプリン」を開発したり、「信州の伝統食品である、味噌とりんごをコラボ」させた事により、全国区のTV局から取材が来たりして、少しずつですが活動が波及していきました。
<③今後どうしていくのか。どうあるべきか>
第6回の会から、 「地産地消」の定義化が、今後必ずや必要だという具体的課題が見えてきました。
また、信州の伝統食である「おやき」屋を経営する、ふきっ子お八起の小出氏は、明日にでもB級品の農産物を仕入れたいおやき業界の現状、その為には農家もネットワーク化して、おやき業界と農家をつなぐ必要性、供給時期や数量のやり取りを連携できる相互の窓口が必要だと分かりました。
こうした会で出た提案を具体的に動かしていく為にも、SFG会の体系化、事務局の設置、県、JA、市内飲食店等との連携が必要だと痛感しています。日頃は農作業や、店舗経営をしている中で、日々の具体的な活動を私個人で賄っていくには限界があります。
これからの農業と信州の強みを生かして、消費者が求めるものを栽培して農家がビジネスとして成り立っていく為の活動として、共感して頂ける方たちの力をうまく生かしていける体制を考えております。

<過去の開催内容>
1回目...08.H19.11.12、飯綱カロローゾ(イタリアンレストラン)
7名、座談会形式、「これからの農業」

2回目...09.H20.1.18、もんぜんぷらざ
28名、講師2名(斉藤義信氏、西村明子氏)
講演&座談会、
テーマ「中山間地の農業を活性化させるには」
「スローフードとは?海外でのオーガニックの現状」
3回目...09.H20.4.25、松本庄内公民館
50名、講師1名(西村明子氏)、
講演&座談会、
テーマ「無農薬栽培とヨーロッパのオーガニックをとりまく現状」
「レストランと農業の連携」・・・うさぎ(味噌りんごプリンの開発に取り組んで)
4回目...09.H20.8.18、(財)水輪ナチュラル・ファーム
25名、講師一名(塩沢研一氏)
農場見学&座談会、
テーマ「無農薬栽培の農場見学」 「異業種から農業に参入するまで」



(財)水輪(心と体といのちのセンター)・・・http://www.suirin.com/
農業法人・水輪ナチュラル・ファーム・・・http://suirin-naturalfarm.com/
5回目...10.H21.3.7、もんぜんぷらざ
20名、講師2名(オーガニックカフェ・ずくなし店主:泉真仁氏、長野県庁職員)、
講演&トークライブ&座談会、
テーマ「農業の課題を具体的に解決」(カフェ経営と農業、農業労働力への障害者参入)
6回目...11.H22.2.19、もんぜんぷらざ
20名、講師2名(ハイフィールズ代表:高野洋一氏、ふきっ子お八起代表:小出陽子氏)、
講演&座談会、
テーマ「地産地消を実現する為に、生産者に求められるものは?」
「飲食店経営、伝統加工品と農業の関わり」

2011年04月07日
就農までのみちすじ
アニメ(就農までのみちすじ)・・・http://www.nca.or.jp/Be-farmer/ippo/04road-flash.html
全国新規就農相談センター・・・http://www.nca.or.jp/Be-farmer/ippo/04road.php#
福島から長野市に避難されてる方達の働き口として、松木農園も応募しました。HP上にアップされてるらしいんだが、
そこのHPが見つからないんだが・・・。
タグ :新規就農
2011年04月08日
木村式自然栽培とは?
山梨の自然栽培の先輩Tちゃんのブログより・・・http://ameblo.jp/norarikurarinahibi/entry-10841214573.html


*上記ブログより、以下抜粋
「木村式自然栽培の定義」とは、、、簡単に書きますが、
肥料、農薬は使わない。
科学的にしっかりと説明出来る事。
自然栽培
土(地力)と作物本来の持っている力(生命力)を最大限に引き出す栽培法。
肥料を使わず地力を生かす
地力を生かす為に肥料は使わない
無肥料栽培=無栄養ではない 栄養は必要である
肥料とは人が入れる事
自然栽培では自然が養分を作る
自然とは自然そのもの(例えば山の山菜とか)
栽培とは人が行なう行為(種をまく、畝をたてる、整枝剪定、摘果等)
自然だからといって放っておいたら栄養状態が良くなるという事ではない。
土や作物が、養分となるものを外から取り入れられたり、循環出来るように人が手を入れる事。これが栽培。
自然と栽培 この矛盾しているものを一緒にさせているものが自然栽培だということ。
*いや~ブログは便利~。本にもきちんと、木村さんはまとめてくださってあるけど、やっぱり身近な人の声のが入りやすかったりする。
うさぎは、尊敬する人とか、親しい人の声が、身近にいなくても聴けるっていう、おかしな所がありまして・・・。まー、切羽詰ると、脳内で勝手に質問して、答えてもらってるんですが・・・。これが出来るのに気付いたのは高校生~ですね。当時のガールスカウトのリーダーにだいぶお世話になってて、その方の岡田イズムみたいのが、浸透し始めると・・・本人が目の前にいなくても、質問に答えてくれるっちゅ~。
(てか、やっぱり自分、ちょっと頭がおかしいのかも?寂しい人みたいじゃない?直接、聴けよ!だいたい、その答えはあってるのか? 実際は本人は違うコト言うかもしれないじゃないか!)
怖い、一人っ子の自己完結型の恐ろしさ・・・。 これでは、りんごの声なんて聴ける訳がない。。。
*上記ブログより、以下抜粋
「木村式自然栽培の定義」とは、、、簡単に書きますが、
肥料、農薬は使わない。
科学的にしっかりと説明出来る事。
自然栽培
土(地力)と作物本来の持っている力(生命力)を最大限に引き出す栽培法。
肥料を使わず地力を生かす
地力を生かす為に肥料は使わない
無肥料栽培=無栄養ではない 栄養は必要である
肥料とは人が入れる事
自然栽培では自然が養分を作る
自然とは自然そのもの(例えば山の山菜とか)
栽培とは人が行なう行為(種をまく、畝をたてる、整枝剪定、摘果等)
自然だからといって放っておいたら栄養状態が良くなるという事ではない。
土や作物が、養分となるものを外から取り入れられたり、循環出来るように人が手を入れる事。これが栽培。
自然と栽培 この矛盾しているものを一緒にさせているものが自然栽培だということ。
*いや~ブログは便利~。本にもきちんと、木村さんはまとめてくださってあるけど、やっぱり身近な人の声のが入りやすかったりする。
うさぎは、尊敬する人とか、親しい人の声が、身近にいなくても聴けるっていう、おかしな所がありまして・・・。まー、切羽詰ると、脳内で勝手に質問して、答えてもらってるんですが・・・。これが出来るのに気付いたのは高校生~ですね。当時のガールスカウトのリーダーにだいぶお世話になってて、その方の岡田イズムみたいのが、浸透し始めると・・・本人が目の前にいなくても、質問に答えてくれるっちゅ~。
(てか、やっぱり自分、ちょっと頭がおかしいのかも?寂しい人みたいじゃない?直接、聴けよ!だいたい、その答えはあってるのか? 実際は本人は違うコト言うかもしれないじゃないか!)
怖い、一人っ子の自己完結型の恐ろしさ・・・。 これでは、りんごの声なんて聴ける訳がない。。。
タグ :自然栽培
2011年04月14日
自然栽培実践塾とは?
自然栽培実践塾」の背景と趣旨・背景・・・http://www.is-ja.jp/hakui/akinori_kimura/about.html
~JA羽咋市の取組み~
農薬や化学肥料を一切使わない「自然栽培」を学びませんか?
2年経っても腐らない、無農薬・無肥料・無除草剤で作る「奇跡のリンゴ」で世の中に大反響を起こした木村秋則氏を塾長として迎える「自然栽培実践塾」では、水稲・野菜・穀物栽培の理念や技術を1年間にわたって指導いたします。
詳細は上記HPよりご覧くださいませ。

*今年の受付は終了してるようです?
~JA羽咋市の取組み~
農薬や化学肥料を一切使わない「自然栽培」を学びませんか?
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*今年の受付は終了してるようです?
2011年04月15日
酢の散布
皆様こんばんわ。松木武久農園の営業担当です。今日は、無農薬の木に酢の散布をしました。午前中の風の少ない、天気のいい日という事で・・・。まだ葉が出てないので、酢は50倍に薄めてスプレーで撒きます。まだまだ、分からない事だらけで・・・てか、本に書いてある事を実践できてない部分が多いのです。
午後に寄ったカフェで、懐かしい本に出会ったので連れて帰りました。 『月の癒し』 ・・・高校生の頃に読んで、非常に傾倒した本です。もう一冊あって、『月の魔力』てのが先だったかもしれない。 この時機にまた出会ったのは、意味があると思って、ケイノシン(ケーキ屋さん)でエスプレッソ呑みながら、むさぼり読む。
『月の魔力』って、本だったと思うが、そちらには、「出産は、満月の干潮時が多い。交通事故は、〇〇に多い・・・。」というような事が書かれており、データも掲載されてたような・・・。そんで、高校生の私は、「マジですか?スカ?」 って、長野県の交通事故件数とか、出産件数を満月とかを、照らし合わせて調べようと、図書館に行って、データ集めようとしてたw でも、データの集め方も、どの資料を見ればいいかも??? よく分からずに物理の担任に聞いたら、
「いや~・・・」 って言われて、でも、私個人のバイオリズムとかを出してくれた。
懐かしいです。そんで、肉体と、脳みそ、心理のバイオリズムが3つあって、それぞれ違う動きをしてるって教えてくれた。
「龍を操る人の仕事」 についての項で、非常~に納得する。 自然栽培では、慣行農業以上に、「水脈」 や、「地力」 についての知識が求められると感じてます。
自分は、なんで 「龍」に魅かれるのかな~?と思ってましたが、「月」と同じように、この頃に既に 「龍の司るエネルギー」に着目してたようです。忘れてました!
やっぱり、農業に辿り着くようになってたんだ! と想いを新たに感じました。 そして、無農薬の木のそばで、寝っころがりながら日光浴をする。
「あ~、ナニを切羽詰っていたんだろ? こんなにお日様は今日も降り注いでいるじゃないか?」
自然の力や、自浄能力、治癒力を、人はもっと信じてもいいのでは? と考えさせられました。 放射能、放射能って騒ぐけど、所詮は人の作ったモノ・・・。 この世界は、もっと広くて、大きいのではないか? 人間の考えうるコト以上の世界があるのだから、知力を尽くして乗り越えるのは、もちろんだけど・・・人間だけがガンバッテル訳ではなのではないか?
そんなコトを感じて、帰ってきました。
2011年04月18日
農事歴

太陰暦による農事歴・・・http://www.chuken.gr.jp/promenade/2_142.pdf
暦の由来(なぜ、日本がグレゴリオ暦へ?)・・・http://www.gekkou.or.jp/k-1/koyomi.html
月時館・・・http://blog.livedoor.jp/sara1116/archives/51612460.html
今夜の満月は、半分しか見えなくて赤かったわ~。
◇種まき月・ディセミネーティングムーン
満月が少しずつ小さく欠けていく月です。
満月でピークを迎えたことを、さらに発展させる。
そこから学んだ事を発表する時期です。
種をまく=世の中に広める
自分が学んだこと、得た知識を広げていって下さい。
植物に例えると、実がなる期間。
上手くいかないときは、不安から守りの気持ちが強くなりますが
周りのアドバイスを参考に! 助けてくれる人は必ずいます。
上記HPより抜粋。 ちなみに、私は、ディセミネーティングムーンの生まれです。 月は牡牛座の日に生まれてるので、内向きには、のんびり、ゆっくり、五感を満たされないと・・・満足しないって生まれのようです。
太陽は乙女座(地の星座:固定宮)でも、他の惑星が風の星座、しかも、天秤に4~6個が入ってるので、内側で葛藤を起すようになってるw 外向きには、動き回り、活発だが、内向きでは、のんびりしたい~と!