2010年10月03日

りんごの病気

りんごの病気りんごの病気

ご無沙汰してます。店舗開店して、各種イベント出店、ナガブロ文化祭があって、アタフタしてたら・・・

 シャリの畑のシナノドルチェに、病気発生!! すわ!一大事と、農業改良普及センターに閉店後に、りんご持ってすっ飛んでいきました。武久君も何の病気か分からないらしいし、新種?の病気? 店舗で、楊枝とかで灰色の点々を取ってみると、ポロッと取れる。中から、オレンジの粘着質のモノが出てくる・・・・気持ち悪ぅ~い。シナノドルチェは新しい品種だが、他の品種でも、こんなの見た事ないぞぉ~。 味は変わりないので、灰色の点々をそーと一個ずつとっては陳列する。

 贈答用は更に気を使うが、こんな病気が毎年、発生したのでは困ります。

普及所で、職員さんが待っててくれて、ルーペを取り出して、見てくれる。持参したりんごちゃんのお尻についた、謎の灰色の点々をカッターで剥がして、更にルーペで・・・。 


 原因判明・・・ 「ナシマルカイガラ虫」 6月中旬と9月中旬に卵を産んで、殻を作る。ついてるのは全てメス。

スプレーオイル・アプロードフロアブルという消毒をかけると効くが、殻を作ってからでは効かない。

消毒しかないのか? というか、収穫期にぶつ訳にもいかないから・・・。

柿の木によくいる虫で、りんごに、これ程つくのは珍しいとの事。 「柿の木!?のまさに、ある畑です!」と言うと、じゃーそうだなぁ~その木はなんとか出来ないの?

 「そこは借りてる畑で、柿の木は家のではないので・・・」




害虫のページ(虫嫌いな方は見ないほうが)・・・http://homepage3.nifty.com/ondanouen/byouki3.htm

ナシマルカイガラ虫・・・http://www.mikan.gr.jp/byocyu/index.html


HPを調べて結果、天敵に 「ヒメアカホシテントウ虫・寄生蜂」とある!! さっき、うさぎママと

 「今年はテントウムシ少ないね~。店舗内にも毎年、山のように出るのに~?」 

と話したばかり!? 蜂は減ってるのは、全国的だが、テントウムシのような虫は数年ごとに大量発生したり、減ったりするのは当然です。 ぅーん・・・・。

山梨で頑張ってる、自然栽培仲間のTちゃんからは、

「うちは、りんごの病害虫の博覧会みたいな畑になってるょ~。でも、今年もりんごは実ったょ~。」


と、写真付きの励ましのメールが届く。 すご~い!! 写真を見て、可能性を感じる。 農薬、消毒をかけなくても、土壌のバランスを整える事で、無農薬でもりんごが実るのです。 成功してるのは木村さんだけでなく、全国で頑張って、模索中の仲間がいるのは、本当に励まされます。

 npo02スローフード協会のテッラ・マードレに参加する為に、今年はイタリアに行ってくるです。 両親が健在で、うさぎが実質的に全てを賄わずとも何とかなっている今、そして、こどもとか、だんな様とかもいない今しかない! と・・・。

 次の2年後は、うさぎも36歳・・・それでも、「全然、行けます!」状態だったら、少し考え物・・・。

スローフード協会・・・http://www.slowfood.com/

スローフード協会長野・・・http://www.shinshu-slowfood.net/


 すっかり 「スローフード」という言葉自体は、世間でも耳にするようになりましたが、その規定や、どんな考えの基の活動なのか?までが正しく理解されているとは思えません。流行りモノのように、食に関わる人達やマスコミが垂れ流す情報ではなく、本当の現場を見てきたい! そして、感じ取り、味わい、体験する事に意義があると思います。

 家族にも、体力的にも、金銭的にも、負担をかけることになります。 何より、うさぎがいない間も畑で毎日頑張ってくれてる研修生達には申し訳ない気持ちばかりです。 だからこそ、イタリアで吸収できるモノは出来るだけたくさん、恥をかいても、英語もイタリア語も分からなくても、頑張って来ようと思ってます!

 レッツ、初海外icon20



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Posted by 松木うさぎ at 00:37│Comments(0)自然栽培
 
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